シライトイソギンチャクの飼育に関するアク活の現状と考察。
シライトイソギンチャクの情報が少ないと聞いて「確かに」と感じたのでシライトイソギンチャクのことを書きます!webでの情報は全く無いわけではありませんが古くなっていることが多いと感じます。アク活メンバーのシライトさんは飼育開始から5ヶ月が経ちました!今後も長期飼育を目指します。
シライトイソギンチャクとチクビイソギンチャク
話が少し逸れますがチクビイソギンチャクという種類もシライトイソギンチャクとして扱われていることが多いそうです。
一般にシライトイソギンチャクとされているものにはチクビイソギンチャクといいう種類が多く混在しています。この差異は、一応触手の先端に紫やピンクの色のポイントが乗っているものがチクビイソギンチャクといわれ、これが無いものがシライトイソギンチャク(左記写真の、上から3番目の個体など)と言われていますが、実際には
ごくわずかだけポイントが乗っているものなど、両種の間のような個体も多数見られ、触手の数や形状も同様であまり差異は明確ではありません。
アク活のシライトさんは触手先端にポイントがるのでチクビイソギンチャクなのかも。シライトイソギンチャクじゃないのか・・となりますよね;;ショップでも一緒に扱われてるならそんな気にすることでは無さそうです。飼育データに差があるかは気になります・・。
昔と比べると飼育難易度は下がってきている!?
webで見る飼育難易度は高め
webで見るとシライトイソギンチャクの飼育難易度はやや高めに設定されていることが多いです。
こちらにシライトイソギンチャクの飼育者からのデータがまとめられています。飼育期間を見ると約8割が1年以内に★になっています。データ数がそこまで多くないですが長期飼育は難しい様子です。
ショップ店員さん曰く飼い易い
アク活でイソギンチャクを購入する際ショップスタッフさんに相談したところ飼い易いイソギンチャクとのことでした。
webの情報は古く上記のデータも公開日はわかりませんが、サイトオープンは2003年です。年々設備も性能が良くなってきているはずなのでシライトイソギンチャクの飼育難易度も下がってきているのではないでしょうか。(海水アクアリウムの難易度も)
シライトイソギンチャクの飼育環境
アク活でのシライトイソギンチャク飼育環境について簡単にまとめます。
設備
アク活でのシライトイソギンチャク飼育設備は過去記事のタンクデータをご覧ください。
ここには書いてありませんが海水にはレッドシーコーラルプロソルトを使用しています。
黒丸バケツ コーラルプロソルト 210リットル/7kg 人工海水
照明
使用設備ではLED2つ使用していますが主にイソギンチャクに当たっているのは向かって左側のLEDです。
水流
エーハイム2213フィルターの水流のみです。(水槽の中心をセパレータで仕切ってあります)触手がゆらゆらとするくらい。水槽の角から斜めに出るようにしてあります。水流ポンプは無くても大丈夫そうです。
餌について
光合成のみです。LEDは紫外線を含む24wのものが主にシライトイソギンチャクに当たっています。
シライトイソギンチャクの定着
シライトイソギンチャクは定着するまで何日かかかります。アク活のシライトさんは現在ライブロックの穴にくっついています。
ライブロックと砂の間と言うよりはライブロックの穴にキュッと入り込んでいる感じになります。
定着するまではかなり動く。
定着するとほぼ動きませんがそこに落ち着くまではコロコロと場所を変えます。しかも人が見ていない時に限って大移動していたりするので定着するまではこまめに場所を確認しましょう。水槽の壁に張り付いて花火みたいになっているときもありました^^移動の際にストレーナーやヒーターで事故らないようにレイアウトを工夫しています。
カクレクマノミとも共生が可能
カクレクマノミとの相性も低めとの評価が多いですが共生は成功しました。ブリードのカクレクマノミとシライトイソギンチャクです。
カクレクマノミと共生したほうが調子が良い
共生しはじめてからのほうが吐いたりすることも減り調子が良いです。理由や効果は不明ですがカクレクマノミもイソギンチャクに対してブルブルしたり口にグリグリしたりとアクションをおこしています。共生は双方にとってとても価値のあることのようです。
以上シライトイソギンチャクのアク活での飼育の現状と少し個人的な考察でした。ブログも開始して半年弱くらいになりましたが文章をうまくまとめる事は難しいですね;;今後もシライトさん情報書いていきます!